金次郎、「素人質問で恐縮ですが」にたじろぐ

最近はちょっとした言葉の行き違いのために恐ろしい炎上に繋がったり、思いもよらぬ揚げ足取りをされたりする怖い時代となっておりますが、とにかく攻撃されるリスクを極力回避することが習い性となった結果、会議や議論の中で若干不適切と思われるフレーズが使われるケースが結構有って気になります。例えば会議の最初に必ずと言っていい程出る「本日はお忙しいところお集まりいただきありがとうございます」には聞く度に猛烈に違和感を覚えます。これがメールの冒頭でよく使われる「いつもお世話になっております」と同様のほぼ無意味な祝詞的な位置づけで使われている場合は百歩譲って良しとしますが、実際にそう思っての発言と見受けられるケースも多く、確かに会議の時間を貴重なものと捉えて生産性の高い議論を効率的に行う意識は大変重要であるものの、参加者はそれぞれが意義や目的を持って会議に出ているケースが殆どであり、主催者が参加者に一方的に感謝をすることがあまりにも強調されるのはちょっと違うのではないかと感じます。

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