前回のブログで凶暴熊として恐れられたOSO18について書きましたが、熊胆と呼ばれるクマの胆のうから取れる生薬は、肝臓や胃腸の働きを助けたり解毒の効果が有るそうです。なぜこんなことを書くかというと、先日整体の先生から、漢方ではミミズは生薬になると教わって驚いたので、ちょっと服用を遠慮したい生薬について調べてみたうんちくの披露のためでした(笑)。赤ミミズは地龍と呼ばれる生薬で、血流の改善や熱冷まし、痙攣やひきつけに効くとされ、昔からよく用いられていたのだそうです。
カテゴリー: ノンフィクション
金次郎、日本橋在住20年で初の〈七福神めぐり〉を実行
昨年は身内の不幸や妻の入院、度重なる家電の不調など大変なものから些末なものまでたくさんの良くないことが発生し、少しだけ気持ちがすり減っておりました。新しい年が始まったこともあり、この流れを刷新すべく、さほど信心深くない金次郎家ではございますが、このエリアに住み始めて20年目にして初の〈日本橋七福神めぐり〉をやってみることにしました。徒歩圏内に集中した神社のみで七福神へのお参りをコンプリートできるのは全国的にも珍しいとのことで、これまでやっていなかった怠慢を反省しつつ、いそいそと妻と共に出かけました。特に推奨の参拝順序が決まっているわけではないようなので、先ずは適当に久松警察署付近の笠間稲荷神社からスタートすることにしました。
金次郎夫婦、おしることぜんざいの間の歪みに落ち込む
先日、そろそろ寒くなってきたのでおしるこが食べたいと思いコレド室町の鶴屋吉信に閉店直前に駆け込みました。18:30のラストオーダーぎりぎりの時間だったため、既に品切れとなっているメニューも多く、お店の方から「すみません、ぜんざいならございますが」と言われてしまい、悩んだのですが数週間前の苦い記憶が甦り別の物を注文することとしました。苦い記憶というのは、このところの我々夫婦のお気に入りである赤坂砂場のそばと甘味を楽しむという至福時間の際に、おしるこの気分で誤ってぜんざいを注文してしまい、お椀をいくら傾けても甘いあずき汁が口に入ってこず、ほぼ90度傾けたところであずきの塊が鼻と唇の間にベチャッと落ちてくるという悲しい体験のことで(笑)、これを繰り返してはならじと練り切りを選択いたしました。
金次郎、かつて通った武蔵小山の鍼灸治療院を思い出す
持病の関係で金次郎は鍼灸の治療を受けた経験が一般の人より多いと思います。東洋医学は西洋医学と違って統一されたシステムが存在していないこともあり、それなりに流派などは有るのでしょうが、施術においては先生それぞれの考え方やアプローチで行われるものが多く、更にその施術法を長年にわたる治療経験を踏まえ独自に進化させているパターンが殆どなので本当に多種多様です。一度だけ行った小岩の先生の治療は、絶叫したくなるほどの施術の痛みが通常の不調より圧倒的に辛く、全く割に合わない受診で二度と行きませんでした(汗)。
金次郎家のリビング、真っ暗闇になる
金次郎夫婦が今の家に越してきてからかれこれ12年が経過しており、経年劣化や老朽化に起因して次々と発生するトラブルにもぐら叩きのように対応する日々が続いております。特に家電の故障については、洗濯機や電子レンジでの経験から得た「不調になったらすぐに買い換えないと危険」、「だましだまし使い続けるのは絶対NG」といった教訓を全く活かせず、またもや深刻な事態に直面することとなりました。妻がリビングに2か所有るシーリングライトの光量が両方とも落ちているのではないかと気にし始めたのが2か月ほど前だったと思うのですが、今どきのLEDライトは蛍光灯のように簡単に取り換えることができないのを言い訳に、見て見ぬふりをし、だましだまし毎日を送っておりました。
金次郎、インド全28州の州名記憶に挑戦する
最近のニュースで、トランプ大統領と喧嘩をしつつ、したたかに北京を訪問して中国との外交的緊張の緩和を図るインドのモディ首相の人間力に感銘を受けたこともあり、仕事でも重要度を増すインドについてもっと知るべきと思い立ち、「インドの野心」(石原孝著 朝日新聞出版)を読みました。2050年時点でインド・パキスタン・バングラデシュのたった3か国で人口が23億人に到達すると改めて認識し(アフリカは50数か国で推計25億人)、中でも約17億人を占めることになるインドのポテンシャルを再確認いたしました。勿論、地域毎に社会的、文化的背景が異なる多様性やそれに起因する制度的な複雑さ、インド人の激しい上昇志向や強い労組、拡大する貧富の格差、激化する宗教対立などビジネス的に難しいポイントを挙げればきりが無いですが、やはり市場の成長性は何物にも勝る魅力だと思います。
金次郎夫婦、肉の聖地金竜山を1年ぶりに再訪
諸事情により前回から間が空いてしまった至高の焼肉店・金竜山訪問がこの度約1年ぶりに実現することとなり、そわそわしつつ朝食にそうめんを軽く食べただけの腹ぺこ状態で午後4時の予約に向け家を出ました。絶対に遅刻するような失礼があってはならないとの意気込みで早めに出発したところ、もう何度も通っているというのになんとほぼ30分前に到着してしまい炎天下で開店を待つという初心者に逆戻り状態に陥りました(笑)。ただ、さすがに一番乗りでしたので、4時に向け肉を求める強者どもが白金高輪の住宅街の一角で存在感を放つ聖地に集結する様子を観察しつつニヤニヤできたのは思わぬ収穫で良かったです。
金次郎、47都道府県のうちの未踏県を検証
このところニュースで成年式に臨まれる悠仁親王をよく目にしましたが、その後伊勢神宮に参拝されたというのを知り、はたと金次郎は伊勢神宮にお参りしたことが無いのに気付きました。そもそも伊勢神宮の有る三重県自体に立ち寄ったことが無いことに思い至り、海外より国内旅行が気になる年頃に差し掛かった中年金次郎は、未だ訪れたことの無い都道府県を洗い出してみることにしました。北からいくと、青森県、秋田県、岩手県、山形県といきなり東北が非常に弱いことが明らかとなり、いったいこの53年で自分は何をやっていたんだという気分になりました(汗)。
グリーンランドはどう考えてもホワイトランドではないのか
金次郎は業務上のニーズからエネルギー関連の記事やニュースを結構まめにチェックしております。ご存じの通り、気候変動対策としての脱化石燃料のトレンドの中で、太陽光や風力を活用した再生エネルギーによる発電がブームになっていますが、先日米国のトランプ政権によって東海岸のロードアイランド沖合で進められているRevolution Windという洋上風力発電プロジェクトの建設工事が差し止められたというニュースには驚かされました。前バイデン政権時に許可取得の上でデンマークのOrsted社が中心となり進められてきたこのプロジェクトは、既に80%の工事が完了してしまっており、差し止め理由も安全保障に関わるというような曖昧なもので何とも腑に落ちぬ決定でした。
金次郎、酔っ払いで溢れる人形町で胃腸炎トラウマ発動
毎年、金次郎の住む人形町エリアが大量の酔っ払いで溢れるカオス状態になる特別な日が存在します。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、それは〈日本橋エリア 日本酒利き歩き〉イベントの日でだいたい4月上旬の土曜日に開催されているようです。なんと、前売りだと僅か4000円、当日でも4500円で全国の銘酒が飲み放題というお得な企画で、とにかくこの日はパンフレットの冊子とお猪口を手にした日本酒好きが集い、街中に喚声とゲロを撒き散らすなかなかシュールなイベントです。
金次郎、ご飯の友について熱く語る
塩分の摂り過ぎを気にしつつも金次郎が自宅で食事する際にどうしても食べずにはいられないのが京都雲月の〈小松こんぶ〉です。贈答品としてかなり有名ですので読者の皆さんの中にもご存知の方がいらっしゃるとは思いますが、小松こんぶ中毒の金次郎は異常な頻度でこの高級食材を食べてしまっております(汗)。召し上がった経験の有る方はお分かりの通り、噛めば噛むほどに海の恵みのエキスを濃縮したような旨味がじわりと沁みだしてくる味わいが最高でそのまま食べても良し、ご飯に載せても良しの万能ご飯の友と言えると思います。
金次郎、高野秀行ワールドにのめり込み高野作品を乱読
ファーブル昆虫記に多大な影響を受けて育った金次郎は、小学生ぐらいまでネイチャー関連のドキュメンタリーを制作するような仕事に就きたいと夢見ていた時期が有りました。成長するに連れそんな純粋な思いは後退し、かなり即物的な方向のキャリア選択となってしまいましたが(汗)、未知なる事象への好奇心や憧憬は心の中にそれなりに残り続けております。そんな金次郎にとって、〈辺境〉をこよなく愛し、危険を顧みず現地に赴いてそこで体験したことを面白くかつ分かり易く読者に提示してくれる高野秀行作品との出会いは破れた夢を疑似体験を通じ取り戻させてくれる大変貴重かつ有難い機会でした。読書することの意義を改めて噛みしめつつ、感動が冷めないうちに感想を書いていこうと思います。
金次郎、人形町界隈のお食事処地殻変動に呆然とする
金次郎の住む人形町では現在建て替え工事中である親子丼の老舗玉ひでの新店舗がいよいよ今年の秋にオープンとなる予定とのことで、名物が本格的に戻ってくると思うと嬉しい限りです。と言うのも、人形町には先日のブログで書いた甘味処初音や言わずと知れたすき焼きの名店である今半のような昔ながらの店舗が多いという一般的な印象に反し、時代の移り変わりや不動産再開発の波と共に急速に飲食店の顔触れが変化してきているためです。例えば、江戸前洋食と言われた芳味亭も後継者不在で閉店の危機に瀕していたところを、今半グループの支援でどうにか営業継続にこぎつけたという薄氷の状況だったようです。
金次郎、久方ぶりに台湾を訪れる
先日、久々に出張で台湾に行って参りました。最後の訪問がいつだったか記憶が無いぐらい間が空いてしまっており、少なくとも10年以上ぶりということで雰囲気がどう変わっているのか興味津々で松山空港に降り立ちました。そもそも前回は台北市街からは少し離れた桃園空港着でしたので、台北中心部まで車で20分とかからないという松山空港のアクセスの良さにいきなり感動いたしました。一応出張なので感動してばかりではなく仕事もせねばならないわけですが(笑)、こちらも出だしは好調で、最初の面談では会議時に幻のコーヒーとして名高い台湾産の阿里山コーヒーでもてなしていただき感激いたしました。そもそも台湾でコーヒーが栽培されていることすら全く知りませんでしたので、旅を通じて見識を広める喜びを改めて噛みしめることとなりました。
金次郎、日本三大饅頭を食べ比べる
先日の郡山旅行の投稿で、日本三大饅頭に数えられる柏屋の薄皮饅頭を80個抱えて帰京したにも関わらず、そんな貴重と思っていた饅頭が東京で余裕で買えると知って愕然とした悲しい経験について書きました。このブログの読者の皆様にはもうお分かりと思いますが、常にネタの枯渇に苦しんでいる金次郎にとってこういう〈三大〉的なテーマは非常に好ましく、虎視眈々とこれら饅頭について書く機会を窺っておりました。そんな折、一緒に郡山旅行に行ったAさんから思いがけずこれまた三大饅頭の一角を占める岡山伊部屋の大手まんぢゅうをお土産にいただくという幸運に恵まれ、これは残る一つの志ほせ饅頭も食した上で本ブログにてレポートせねばと、妻にお願いして早速調達してもらいました。
今年の初夏の温泉旅は未踏の地・福島!(後編)
前回のブログでは、東北地方リラックスオブザイヤーを受賞したことも有るおとぎの宿米屋(福島県郡山)の素晴らしい雰囲気と最高の食事について書きました。福島産コシヒカリが非常に美味しかったとも書きましたが、各部屋の冷蔵庫に常備されている水質抜群の地下水がこの上なく美味であり、福島は水に恵まれてお米をはじめとした食べ物のクオリティが高いのだなと再認識いたしました。
鹿児島の事件をきっかけに人気警察小説である「隠蔽捜査」シリーズ全作読破(後編)
あまり思い出したくないので多くは書きませんが、6月22日の未明から新型コロナを発症し、予定していた帰省はキャンセルになるわ、ブログの更新は滞るわで多くの方にご迷惑をお掛けする事態となり改めて申し訳ございませんでした。体重を落とそうとかなり身体を追い込んでいたため、若干の倦怠感は有ったものの蓄積疲労のせいだろうと楽観していたところ、ワクチン接種の際に感じる皮膚のピリピリというかチリチリ感が出てきたのでまずいかもと思っているうちにみるみる体温が上昇し大変なことになりました。体温計すら手に取れない程の辛い状況が少し落ち着いたと思って熱を測ったところ38.8℃でピーク時にはいったい何度出ていたのかと怖い気分になりました。
金次郎、新たな趣味メロン食べ比べに目覚める
以前このブログでお高いシャインマスカットを清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入したエピソードについて書きました(笑)。勿論金次郎はぶどう大好き中年なのですが、実はメロンも大好きで、今回も父の日ギフト用に陳列されていた高級メロンに気づいてしまいどうしても我慢できず、父でも何でもない自分のために買って自宅で食べるという飛び降り事案をまたもや発生させてしまいました(汗)。今回購入したのは静岡県産のマスクメロンでしたが、これは別名アールスメロンとも呼ばれ、アールスフェイバリットという元々の名前の伯爵のお気に入りという由来にふさわしい上品な美味しさに感動しました。
金次郎、エルニーニョ・ラニーニョとチョコレートとオレンジジュースの味変を考える
だいたい3~5年に一度発生するとされる、太平洋中央部~東部の熱帯地域で海面温度が顕著に上昇する状態はエルニーニョ現象と呼ばれておりますが、これが発生すると世界中の多くの地域で多雨(=洪水被害)とその後の少雨+熱波(=旱魃被害)が頻発することとなり、我々の生活にも様々な影響を及ぼすことになります。最近では、これが世界のカカオ生産の3分の2を占める西アフリカのアイボリーコースト(コートジボアール)とガーナを直撃し、チョコレートの原料であるカカオ生産が減少してしまったことから、その国際市況は何と1年前の3倍の水準に到達しております。これに加え、日本では円安がざっくり輸入品のコストを1.5倍ぐらいに押し上げていますので、単純計算でカカオすなわちチョコレートのコストは3×1.5の4.5倍に跳ね上がっており、カカオ比率の高い高級チョコレートになればなるほど庶民には手の届かない高嶺の花となりかねない状況で、チョコレート好きの金次郎夫婦は悲嘆に暮れると共に近所にあるアラン・デュカス路面店の存亡を勝手に心配しております(涙)。
金次郎、ギャンブル依存症の研究に失敗
金次郎は巨額の違法スポーツ賭博により世間を騒がせている水原一平容疑者について細かく状況をフォローしているわけではないのですが、ギャンブル依存症のことを知るにはこの本が好適という評判にて、「熔ける 大王製紙前会長井川意高の懺悔録」(井川意高著 幻冬舎)と「熔ける 再び そして会社も失った」(同)を読んでみました。二代目となる父親からの厳しい叱咤を受けつつ学歴的にはエリートコースを歩み、家業である大王製紙に入社後も与えられた課題をクリアしながら実績も残し、若くして社長、会長と上り詰める様が企業小説的に描かれている部分も有り、徹頭徹尾ギャンブル関連のヒリヒリする内容を想定して読み始めたのでそこはポジティブなサプライズでした。