金次郎、エルニーニョ・ラニーニョとチョコレートとオレンジジュースの味変を考える

だいたい3~5年に一度発生するとされる、太平洋中央部~東部の熱帯地域で海面温度が顕著に上昇する状態はエルニーニョ現象と呼ばれておりますが、これが発生すると世界中の多くの地域で多雨(=洪水被害)とその後の少雨+熱波(=旱魃被害)が頻発することとなり、我々の生活にも様々な影響を及ぼすことになります。最近では、これが世界のカカオ生産の3分の2を占める西アフリカのアイボリーコースト(コートジボアール)とガーナを直撃し、チョコレートの原料であるカカオ生産が減少してしまったことから、その国際市況は何と1年前の3倍の水準に到達しております。これに加え、日本では円安がざっくり輸入品のコストを1.5倍ぐらいに押し上げていますので、単純計算でカカオすなわちチョコレートのコストは3×1.5の4.5倍に跳ね上がっており、カカオ比率の高い高級チョコレートになればなるほど庶民には手の届かない高嶺の花となりかねない状況で、チョコレート好きの金次郎夫婦は悲嘆に暮れると共に近所にあるアラン・デュカス路面店の存亡を勝手に心配しております(涙)。

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