あっという間に1年が過ぎ、気付けばこれが2023年最後の投稿となります。今年も色々と紆余曲折が有りながらも休むことなく毎週このブログを書き続けられてホッとしております。仕事でのプレゼンに明け暮れた1年でしたが、自己紹介スライドに趣味は読書とこっそり言及し、ついでにこのブログについても若干宣伝した甲斐も有り(笑)、有難いことに弱小ブログなりにPVも少しずつ増えていて、モチベーション的には5年目に突入したアフター4読書をどうにか続けていけそうです。
毎年恒例となっていますが、1年間どんな記事がよく読まれたのか、来年以降の品質向上の参考にもすべく、金次郎(と妻)以外に興味を持っていただける方がいないと薄々感じつつもPV順位の発表をしたいと思います。2022年は合計で2.1万回のPVをいただいたのに対し、今年のPVはなんと2.6万回と約2割増となり順調に読んでいただく機会が増えていて嬉しいです。累計PVも8万回を超えて来年中には10万PV達成も視野に入ってきました。以下のトップ10をほぼ今年の投稿が占めていることからも、完全にプレゼン様様でこの1年で読者が増えていることがうかがえます(笑)。昔から読んでいただいている方も、最近読者になっていただいた方も、お付き合いいただき本当に有難うございました!(これまでのランキングはこちら:【アフター4読書】2022年人気記事ランキング発表!/【アフター4読書二周年】今年の人気記事ランキング発表!)
第10位 金次郎、中学時代の恐怖体験を思い出す(後編)(2023年3月10日):前編より後編の方がPVが多いというのがやや解せないものの、中坊時代の金次郎が怖い人の車に引きずり込まれ、市中を爆走した恐怖体験を綴った記事がランクインいたしました。どんなに怖いことや辛いことが有っても、あの経験を思い出せば乗り越えていけると感じたことをそう言えばすっかり忘れていましたので、困難にぶつかった時にはあの時のチンピラABを思い浮かべて前に進みたいと思います(笑)。
第9位 金次郎、夜中に謎の異音に恐れおののく(2023年11月25日):これまでのじっくり時間をかけてPVを増やすという傾向から外れ、この記事が投稿後わずか1か月で9位に入ったということは、皆さんエアコンの価格上昇に苦しんでおられるということなのかなと思います。営業トークにやられ、ほぼ100%の確率で囮の最上位機種の次に高い松竹梅の竹にあたる機種を買わされてしまう金次郎妻がエアコン2台に幾ら支払ったかは推して知るべしです(涙)。
第8位 高校生になった文学女子ABさんに恐る恐る本を紹介(2023年6月17日):読み返してみるとおすすめ本の紹介企画にかこつけて自らの青過ぎる高校入学時の情けない話を披露してしまっていてお恥ずかしい限りですが、一方でなかなか良い本をリストアップしていると自画自賛できる内容でこの順位も頷けます。
第7位 金次郎、文学女子ABさんに受験勉強の疲れを癒す本を紹介(2023年2月16日):続けてこの企画の投稿がトップ10入りしております。ずっと高い人気を維持していてPV数にも貢献してもらっており、本当にABさん有難う。(ちょっと第10位のチンピラABと被る表現になりすみません。)あと20年ぐらいは金次郎とABさんの世代ギャップは開く一方だと思いますが、中年の介護と思い引き続きお付き合いいただければと思います。
第6位 いよいよ本屋大賞2023ノミネート作品発表!(2023年1月21日):ノミネート作品を簡単に紹介しただけで6位に入るPVを集めてしまうとは、とにかく本屋大賞の注目度の高さに驚くばかりです。本屋大賞2024のノミネート作品発表は2月1日で、その頃は金次郎と宿敵Mが共に携わる業務が佳境を迎える予定であり、予想対決にどの程度労力を割けるかやや心配ですが、金次郎は勝つためには手段を選ばず頑張ります(笑)。
第5位 「興亡の世界史」シリーズ(全21巻)を遂に読了~後編(2020年4月14日):なんと3年以上前の投稿で、しかもかなりマニアックな歴史本の解説がメインの記事が5位に入り驚きを禁じ得ません。確かにこのシリーズ全21巻を読破して各巻の内容を概説したサイトにはお目にかかったことが有りませんので、ごく一部の歴史マニア界隈で話題にしていただいているのかもしれません。ちなみに前編も後編も共に1000PVを越えております。
第4位 【アフター4読書恒例企画】本屋大賞2023予想対決の結果を発表!(2023年4月15日)・第3位 【アフター4読書恒例企画】本屋大賞2023順位予想対決!(2023年4月6日):昨年は堂々の1位であった人気企画が今年は惜しくもこの順位となりました。一生懸命丹念にメモを取りながらそれぞれの候補作を2回ずつ読み、心を込めて選評を書きつつ、全身全霊で順位予想をしていますので、たくさんの方に読んでいただけて本当に嬉しいです。もうすぐ辛い2か月強の順位予想期間が始まるかと思うとやや気が滅入りますが、今回も勝利すべく頑張ります!
第2位 「面白いほどわかる たんぱく質の新常識」を読み、たんぱく質について学び直す(2023年6月2日):確かにこの本は非常に情報量も多く役に立つ内容で、今年の金次郎の肉体改造と精神の安定に大きく貢献してくれました。だからと言って2位に入る程に面白く書けた自信は無かったのですが、金次郎夫婦が通っている青葉台の整体の先生が患者さんに紹介して下さっているのがPV増に大きく貢献している気がします。AAK先生、どうも有難うございます!
第1位 クリスマス前の洋菓子と言えばシュトーレンで決まり!(2023年12月2日):投稿後わずか1か月足らずで700回以上のPVを記録し1位になったのがまさかのシュトーレン!運営サイトのバグではないのかと疑ったりもしていますが、クリスマス前でシュトーレンが最も盛り上がる、時宜にかなった内容であったことがたくさんのクリックに繋がったものと前向きに捉え、今後も季節感を大切に記事を書いていこうと思います。
去年も同じようなことを書きましたが、来年2月1日に候補作が発表となる本屋大賞2024を占う上で最重要視すべき王様のブランチBOOK大賞が発表となり、このブログでも紹介した川上未映子先生の「黄色い家」(中央公論新社)が受賞となりました。改めて内容の紹介はしませんが、紛れもない傑作であり、本屋大賞予想においては川上先生の文壇での確固たるステータスをどの程度割り引いて順位に反映させるかが悩みどころとなりそうです。予想する前に再読するのが楽しみになってきました。
本の紹介もしておきます。「ちぎれた鎖と光の切れ端」(荒木あかね著 講談社)は以前紹介した「此の世の果ての殺人」(同)で江戸川乱歩賞を受賞し、巧みなプロットと鋭く登場人物の内面をえぐる心情描写でZ世代のアガサ・クリスティと呼ばれ注目を集める著者による非常に凝ったミステリー長編です。熊本県沖合いの孤島というクローズド・サークルを舞台に繰り広げられる連続殺人は、犯行動機や犯人の予想を目まぐるしく上書きさせられ続ける展開、つまりは予想が外れまくる悔しくも嬉しいストーリー運びが何ともにくい前半に、連鎖殺人をモチーフに繰り広げられる更に重厚な展開に驚愕する後半が続くという内容の濃さで非常に満足度が高い作品でした。金次郎としては似たような構造の「十戒」(夕木春央著 講談社)よりプロットも人物造形も心理描写も上回っていると感じ、舌の根も乾かぬうちに(笑)、こちらが本屋大賞候補作品入りでもいいかなと思い始めております。
「鳥啼き魚の目は泪」(宇佐美まこと著 小学館)は芭蕉の〈行く春や鳥啼き魚の目は泪〉がタイトルとして引かれていることからも分かる通り、とにかく惜別の心情がこもりにこもった内容となっております。華々しくありながらも、忍び寄る衰微の影から逃れるべくもない昭和初期の武家華族の仮初の栄華への哀愁の念を禁じ得ず、少しカズオ・イシグロの名著「日の名残り」の前日譚のような雰囲気も感じますし、様々に描かれる儚い〈悲恋〉にも切ない気分にさせられました。また、庭の池から見つかった白骨死体を巡る謎も本作のリーダビリティに多大な貢献をしていたと思います。天才作庭師であり、侯爵夫人に恋情を抱く溝延兵衛が比類無き〈美しい庭〉に込めた許されざる恋への秘めた思いが、魚が水中で泪を流しても気づかれないというタイトルから想起される切ない情景と重なって胸に迫るものが有りました。
1位になったからというわけではないですが、今年の冬はシュトーレンを合計5本も食べてしまいました(笑)。来年はシュトーレンの聖地神戸まで遠征しようと計画しています!
読書日記ランキング