相変わらず書くことが浮かばず、前回のブログではややネタを大盤振る舞いし過ぎたと後悔したりもしていますが、金次郎さん本当にトラックにひかれたの?、うちの息子もやんちゃですが金次郎さんの幼少期は相当ヤバい、などの反響をいただき、トラウマ1も2もそれなりに楽しんでいただけた様子ですので、全力投球してやっぱり良かったと思い直しております。
人生を振り返ると、金次郎は眼に疾患が有り、小さい頃から眼科にはずっとお世話になっていて、あまり楽しい話は無いですが眼科での場面の記憶は結構断片的に思い出されることが多いです。眼底検査のために散瞳効果の有る目薬を差すと半日ほど視界がぼやけて読書ができなくなりますが、小学生の金次郎はそのことでいつも泣きわめいておりましたし(不思議と祖母の老眼鏡をかけるとちょっと見えるようになるw)、ヤバ少年金次郎は長い待ち時間に全く耐えきれず毎回病院の周囲を徘徊しまくりで、とにかくいつも母親に迷惑をかけ通しだったことに今更ながら反省しております。恩返ししたくなった時には母は亡し、ですが(涙)。
最近も眼圧がやや高くなってしまいわりと頻繁に大学病院に通院しておりますが、いつも気になるのがお決まりの眼圧計測の検査です。皆さんも眼科検診などでご経験が有るかと思いますが、目玉にプシュっと空気を当てて眼圧を測定するあれですね。時々ちゃんと目玉に当たっていない気もするし、結構まつ毛でエアがブロックされているようにも感じるし、どうしてあんなやり方で測れるのだろうといつも不思議に思っていたのに調べていない自分を恥じ、この機会に確認いたしました。仮説としてはあのプシュっという空気が目玉に当たって跳ね返ってくるまでの時間を基に跳ね返す力として眼圧を計測しているのではないかと考えましたが、結果はなんと、あのプシュっという空気を当てることで目玉を変形させ、その変形度合いによって眼の中の圧力を推定しているとのことで、若干アナログな印象と共に直接的でない計測法に大丈夫なのか?という気分になりました。やはりこの非接触型測定法では誤差が大きいそうで、確かにその後診察室で先生に直接目玉に器具を当てて(ゴールドマン眼圧計というそうです)測定していただくことが多いなと思い出しなるほどと思いました。経験的にはゴールドマンの方が2mmhg程度数値が低く出る気がします。眼圧の話をもう少し引っ張りますと、眼圧を下げる目的で、ルミガンという点眼薬が処方されるのですが、この目薬は副作用としてまつ毛をつけまギャルのようにバサバサにしてくれる効果がございます(笑)。日本では当然治療薬として医師の処方が無いと買えず、保険がきかないとかなり高価になる代物なのですが、海外では簡単にドラッグストア等で購入可能な国が有り、そこから大量に仕入れてまつ育にいそしんでいる方もいらっしゃるようです。一説には頭髪にも効くとの話も有り、自分のまつ毛が実際にバサバサになった経験から確実に頭髪にもイケる気がしますので、そういう方への横流し懸念からか、調剤薬局では割と細かくどれだけ使っているかや前回の処方からの期間と今回処方された薬量の整合性などを問いただされ、やましくないのに悪いことをしている気持ちになります。それと同時にすっかり薄毛になった父の頭に塗布してみようかな、といういたずら心も芽生えます(笑)。点眼薬の話となりましたが、①複数の目薬を使う場合は5分以上間隔を空ける、②目薬が鼻の方に抜けないよう点眼後はしっかりと目頭を押さえる、③点眼後にまばたきをするとやはり薬剤が流れてしまうので、まばたきはせずじっと目をつぶっておく、が効果的なやり方だそうです。眼科通いのプロからの豆知識でした。
さて、1月19日(水)に第166回芥川賞・直木賞が発表となりまして、芥川賞は「ブラックボックス」(砂川文次著 講談社)、直木賞は「塞王の楯」(今村翔吾著 集英社、本ブログで紹介済み)、「黒牢城」(米澤穂信著 KADOKAWA、本ブログで紹介済み)の二作同時受賞となりました。金次郎が芥川賞に最も近い男と予想した乗代先生は惜しくも受賞ならずで残念でした。
そして続く1月20日(木)に待ちに待った本屋大賞(以下、本大)2022ノミネート作品が以下の通り発表となりました。これから4月6日の結果発表に向け、恒例の予想対決レースに集中することになります。常連組では過去18回で10回(12冊)ノミネートの伊坂先生や、本屋大賞を目指して毎年新刊を出されている深緑先生が漏れていて意外です。第165回直木賞作の「テスカトリポカ」(佐藤究著 KADOKAWA、本ブログで紹介済み)は面白かったですが本屋大賞のテイストとしてはバイオレンスが過ぎましたかね。今回ミステリー作品のノミネートが多くこれまでとちょっと違った展開が予想されますね。
◆「赤と青とエスキース」(青山美智子著 PHP研究所):未読。昨年「お探し物は図書室まで」で彗星のように現れ2位に入り本屋大賞らしさを演出した青山先生が、今回売れる作品を求められて著した本作で真価が問われます。というかノミネートされている時点で既に評価されているということですが(笑)。
◆「硝子の塔の殺人」(知念実希人著 実業之日本社、本ブログで紹介済み):本屋大賞常連ではあるものの、本大2018から3年連続8位となかなか上位に入れない知念先生。今回は自他共に認める最高傑作で悲願達成を目指す。現役医師としてのコロナ対応もお疲れさまです。
◆「黒牢城」(米澤穂信著 KADOKAWA、本ブログで紹介済み):昨年のミステリー賞レースを総なめにした今回の直木賞作品。本大2016に6位、本大2015に7位と上位進出は未だ無い著者が直木賞受賞の勢いで満を持してトップを窺う。
◆「残月記」(小田雅久仁著 双葉社):この本もこの著者も未読なので、どんな作品、作風なのか今から読むのが楽しみです。紹介文には最も新刊が待たれた作家、とありました!
◆「スモールワールズ」(一穂ミチ著 講談社、本ブログで紹介済み):やっぱり来ましたこの作品。あらゆる条件がこの賞にはまっており現時点ではそれなりに上位での予想を考えざるを得ないかと思います。
◆「正欲」(朝井リョウ著 新潮社、本ブログで紹介済み):意外にも本屋大賞初ノミネートとなる人気作家の朝井先生。このなかなかに深い社会派作品で上位に入ることができるのか。
◆「同志少女よ、敵を撃て」(逢坂冬馬著 早川書房、本ブログで紹介済み):デビュー作でアガサ・クリスティ賞満票の話題作がどこまで上位に食い込めるか。ヨーロッパが舞台の小説は割と強いので独ソ戦というレアなテーマも意外と不利とはならない予感。
◆「星を掬う」(町田そのこ著 中央公論新社):既読ですが紹介を引っ張っていたらノミネートされてしまいました。昨年の「52ヘルツのクジラたち」に続く連覇なるか。
◆「夜が明ける」(西加奈子著 新潮社):未読ですが、紹介文を読んだだけで感動作の香りがします。本大2017の「i」以来のノミネートで本大2015の直木賞作「サラバ!」での2位を越えられるか。
◆「六人の嘘つきな大学生」(浅倉秋成著 KADOKAWA、本ブログで紹介済み):やはりノミネートされてきました本屋大賞に滅法強い王様のブランチBOOK大賞受賞作。BOOK大賞の過去実績をどう判断するか悩ましいところ。
予想対決で戦うドイツ在住の宿敵M氏もノミネート10作品は全て電子書籍で読めるとのことで、昨年の「オルタネート」のように高いコストをかけて紙の書籍を輸入する必要は無いとのことでひと安心です。
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