金次郎、生きていれば80歳の亡き母に思いを馳せる

8月24日は8年ほど前に亡くなった金次郎の母親の誕生日でした。福岡市の西区(後に早良区)で昭和18年に生まれた母は存命なら今年80歳を迎える戦中生まれ世代で、さすがに2歳足らずでそれは無いだろうと思ったのですが、空襲警報が鳴ると防空頭巾をかぶって防空壕にいち早く逃げ込んでいたと生前自慢げに語っていたのが思い出されます。母が通っていた西新小学校は所謂マンモス校で授業は午前の部と午後の部の2部制だったと小さい時に聞かされ、子供心に毎日半ドンで羨ましいと感じた記憶が有ります。夏になると、今ではすっかり開発されてしまった百道の砂浜でよく泳いでいたと話していましたが、ちなみにこの百道浜に打ち寄せられていたサザエやワカメを見た長谷川町子先生が、後に国民的漫画となったサザエさんを発想したというのは有名な話です。

“金次郎、生きていれば80歳の亡き母に思いを馳せる” の続きを読む

美味!稀少固有種ビワマスの衝撃再び

8月14~16日は休暇をいただき11日の山の日から都合6連休の夏休みを満喫しておりました。折角のお休みを体調万全で過ごすべく、休暇初日の11日に食事の後は食材のパワーでいつも元気百倍にしてもらえるお気に入りレストランである水天宮前のキオキータに夫婦でうかがいました。今回はその天然ぶりで図らずもお店の雰囲気を支配してしまうスタッフKちゃんがお休みで不在ということもあり、やや落ち着いた雰囲気となった店内で(笑)カウンターに陣取ってシェフと楽しくお話をしながら極上のお料理をいただくという贅沢なひとときとなりました。途中からはシェフのパートナーである伝説の寿司職人M男さんもふらりと現れ、我々夫婦の隣に座ってワインを飲みながら食事をつまむシチュエーションで、故郷青森の思い出、厳しい修行時代の苦労、築地や豊洲市場のあれこれなどお寿司以外のことについても興味深いお話をたくさん聞くことができ、気づけば11時という、時間が経つのを忘れてしまうほどの充実したディナータイムとなりました。

“美味!稀少固有種ビワマスの衝撃再び” の続きを読む

金次郎、知人の「今度博多に旅行に行く」という発言への違和感について考える

金次郎は福岡市南区出身ですが、それを知る多くの方から「今度博多に旅行に行くんだ」、「博多っていいところだよね」と言われ、正直違和感を感じることが結構有ります。金次郎も含め大部分の福岡市民は福岡≠博多という認識で、博多と聞くと博多駅か福岡市博多区を思い浮かべる人が大半なのではないかと思います。なので、博多ってどこが面白い?天神?(天神は福岡市中央区の繁華街であり博多とは呼びにくい)とか、今度博多観光で大宰府に行くよ(大宰府天満宮は博多区は勿論福岡市でもなく、はるか南の太宰府市に有る神社)、などの趣旨の発言をされると頭の中の空間認識が歪んで混乱してしまい、冗談抜きで叫び出したい気分になったりいたします(笑)。

“金次郎、知人の「今度博多に旅行に行く」という発言への違和感について考える” の続きを読む

金次郎夫婦、紀尾井町近辺でリア充生活

先日、会社の後輩が奏者として出演するオーケストラのコンサートにご招待いただき、妻と共に紀尾井町の紀尾井ホールを初めて訪れました。地下鉄の永田町駅を出た後、炎暑の中長い長い坂をようやくの思いで登って汗だくになりながら辿り着いたホールは、汗をかいていることが恥ずかしくなるようなシャンデリアきらめく上品かつ涼し気な佇まいの空間でした(汗)。夫婦揃っての汗まみれの醜態を晒さぬよう、そそくさと2階席のすみっこに席を確保してほっと胸を撫で下ろしたのも束の間、会社の上司や同僚に次々と出くわし今度は冷や汗をかくといういたたまれない展開となりました。

“金次郎夫婦、紀尾井町近辺でリア充生活” の続きを読む