金次郎、懐かしの東京西部在住時代を振り返る

1991年の3月末に故郷の福岡を離れ上京してから既に32年が経過してしまっていて、そのスピードに慄然としますが、今回は金次郎がこの32年間に住んできた場所について振り返ってみることにいたします。何度か書いておりますが、金次郎が東京暮らしをスタートさせたのは渋谷区笹塚という京王線沿線の町でした。

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金次郎、超高性能な漢方入浴剤に出会う

中年になってから特に身体をしっかり温めたり、一日の疲れを取ってリラックスする目的でお風呂に入る際に入浴剤を使うことが多いのですが、これまではバスクリン社の〈きき湯〉のポカポカ効果が気に入ってしばらく使っておりました。それはそれで満足しているのですが、最近すすめられて使い始めた漢方入浴剤の効果がすごいので少し紹介してみたいと思います。それは〈御陰湯(おかげゆ)〉という商品で、ひと風呂浴びて約800円とべらぼうに高額なのですが、配合されている10種類の生薬の効き目なのか、身体が芯から温まりその効果が入浴後も長時間持続するのが、これまで使っていたものとは比べ物にならないレベルですごいです。

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金次郎、趣深い日本橋区史を読みふける

金次郎の住んでいる人形町(正式には日本橋人形町)は周辺の町と共に旧日本橋区に属し、江戸時代から繁華街としてにぎわっていた地域です。慢性的なネタ不足状態がどんどん深刻化する中、これをブログに書かない手は無いと思い立ち、日本橋区史という様々な小説の情報源になっている由緒正しい資料を紐解いてみたところこれが存外面白く、ついつい読みふけっていたらあっという間に時間が経過してしまっていて呆然としております(笑)。江戸の花街として最も有名なのは遊郭の吉原だと思いますが、なんと吉原遊郭は明暦の大火で焼失してしまうまでは現在人形町となっている地域に有ったものが大火後浅草に移転し、今に至っているとのことでした。

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金次郎、中学時代の恐怖体験を思い出す(後編)

前回のブログでは中学時代に情けないえせ半端ヤンキーであった金次郎が何の罪も無い真面目な友人T君を巻き添えにしながらチンピラ2名が運転する怪しげな改造車に乗せられたところまで書きました。続きが気になるとの感想を複数いただきありがたい限りです。この事件を思い出そうとしたことで、かなり喪失してしまったと思っていた中学時代の記憶が若干甦り、体育祭のクラス対抗リレーのメンバーであったT君が直前に腕を骨折してしまったにも関わらず、金次郎チームのアンカーは君しかいないとギブスをしたまま走ってもらったことを思い出し、T君には迷惑を掛けっぱなしであったと改めて申し訳ない気分でいっぱいになりました。さて、お待ちかねの拉致事件です(笑)。

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金次郎、中学時代の恐怖体験を思い出す(前編)

先日は中学校を卒業間近の文学女子に本の紹介をしましたが、ふと金次郎が中学生の頃キモを冷やした話を思い出したのでネタ不足に渡りに船ということで書いてみます。金次郎の通っていた福岡市立の某中学校は結構荒くれ者のヤンキーが多く、校舎のガラスはかなり割られて窓はスカスカになっておりましたし、そんな生徒を管理するための教師による体罰が常態化しておりまずまず殺伐とした雰囲気でした。そんな中、なぜだか金次郎の所属していた陸上部が選りすぐりの怖い先輩方のたまり場となってしまっており、いつ何時理不尽かつ恐ろしい要求をされるか分からない状態で、部活の時のみならず学校生活全般における緊迫感は並々ならぬものが有りました。

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