【アフター4読書一周年記念】人気記事ランキング発表!(6~10位)

昨年12月に始めたこのブログですが、試行錯誤しながらどうにか一年続いて参りました。ストックしていたネタの枯渇懸念により、途中からやや更新ペースが落ちてしまったものの、前回分までで計72投稿とそれなりに頑張れたかなと思います。とりあえず、目つきの悪いヤンキーが公園のゴミを拾っているのを見た時のような、あの飲み会担当の金次郎さんが真面目に文章を書いている!、というポジティブギャップによる好印象戦略を継続する意味でも、二周年に向けて楽しんで頂ける記事を書いていこうと思います。引き続き宜しくお願いいたします。

と言うことで、前回のブログの最後に予告しました通り、一周年を記念して、これまでに読んで頂いた回数の多い記事のランキングを作成してみました。金次郎(とその妻)以外にこの順位に興味を持たれる方はそんなにはいらっしゃらないと思いますし、記事の最後に〈いいね!〉ボタンを付けているわけでもないので、どちらかと言うとたくさんクリックされたタイトルランキングのような気もしてきましたが、あまり細かいことにはこだわらず、先ずは以下6~10位の発表です。

6位:ダイヤモンドプリンセスは呪われているのか?(2020年2月21日)

思えばまだこの頃は日本国内での感染者も少なく、他人事感満点の内容となっておりますね。最近レースの機会も無く、目標を見失って料理にはまっている海外準エリートランナー友人へのエールが今は昔、という雰囲気です。最後まで読まないと出てきませんが、マリファナの本についての感想はなかなか良いですね(自画自賛)。

7位:金次郎、本の紹介を頼まれる+2019年4~5月ふりかえり(2020年1月23日)

このブログは弟子の文学女子でもっていると言っても過言ではない人気企画の第一弾です。毎回必死で紹介本を選んでいますが、最初ということもあり、うちの会社によくいるスーパーサラリーマンの上司アピール並みに肩に力が入っていて我ながら笑えます。弟子、弟子のお母さん、ヘアサロン図書館を開設しているE美容師とのちっちゃな読書サークルは金次郎の励みになっています。

8位:海外文学について外国人と語るのは難しい(2020年5月15日)

この記事では17冊も本を紹介してしまい、ネタのストックがだいぶ厳しくなってしまったと後悔したのを覚えています。数百書き溜めていた感想もだいぶ使ってしまったので、これからはメジャーデビューしたバンドがインディーズ時代の曲ばかりやってしまう悲しい感じにならぬよう、クリエイティブに頑張ります。海外本のタイトルは相変わらず悩みのタネですが、最近も英会話で好きな本の話となり、「イスラームから見た「世界史」」(タミム・アンサーリー著 紀伊国屋書店)のタイトルが分からず、The world history from Islam point of view、と直訳して結局通じず。後で調べると、Destiny disrupted:a history of world through Islamic eyes、とのことでした。やはり知らないと無理ですね(笑)。

9位:W川上先生の話題作を冬休みの課題図書にし、早速読了しました(2019年12月28日)

これは初めてたくさんのviewを頂いて嬉しかったと共に、多くの人に(と言ってもそれほどでもないのですが)読んでもらうためのポイントがちょっとだけ分かった気がして記憶に残っている記事です。この辺りから〈妻〉が頻繁に登場するようになるのも興味深い(笑)。そして、現在はドイツ在住のMもここで登場しています。

10位:「蠅の王」(ウィリアム・ゴールディング著)は「ハエ男の恐怖」とは違った!、そして「危機と人類」(ジャレド・ダイヤモンド著)を読了(2020年5月22日)

どうしてこの記事が上位に入ったのか今ひとつ自己分析しきれておりませんが、ジャレド・ダイヤモンド大先生の国家的危機を考える12の視点を拝借したのが良かったのかな、と思います(実力ではない)。敬愛する、知識量が常人離れした会社の先輩から、面白くて仕事をするのを忘れて読んだ、と感想を頂いて嬉しかったのを思い出しました。こうして振り返ると、一つ一つの記事にちょっとしたストーリーができていて、イベント無しの2020年ではあったものの、それなりの思い出を書き残せて良かったなと思いました。

さて、読書感想ブログなので一応本の紹介もしておきます。「じんかん」(今村翔吾著 講談社)は、将軍殺害、主君殺害、東大寺放火という所謂〈三悪〉を為し、謀反を繰り返す稀代の大悪人とされることの多い松永弾正久秀の生涯を描いた歴史小説です。歴史上の通説をひっくり返されるのはなかなか痛快ですが、本作も、無垢な人民が苦しむ不条理への疑念から無神論者となった松永弾正が、神仏でも武士でもない〈民〉中心の世を作るために、己の信念を貫く戦いを続ける、というたいへん善玉なお話になっており、〈三悪〉についても、三好家内の確執から策謀的に流されたフェイクニュースとして説明されています。

同じく無神論者であった織田信長の弾正へのシンパシーが、同時代人として先に進み過ぎていた二人の孤高ぶりを際立たせていてなかなか印象的ですし、堺の自治を手本として民の世を作るために邁進する弾正の前に立ちはだかるのが、皮肉にも社会のうねりとして現れる大いなる民の意志であったという現代ポピュリズム的な内容も盛り込まれており、本文中で何度も語られる、人は何のために生きるのか、との哲学的問いと合わせ、一人ひとりの人間とそれを包摂し翻弄する〈じんかん=人間の世界〉をめぐるスケールの大きな物語で非常に楽しめました。直木賞候補だった本作は、兄弟愛、主従愛がややステレオタイプで選者に敬遠されたと想像しますが、金次郎は受賞作の「少年と犬」よりこちらの方が好みでした。

さて次回はいよいよ1~5位の発表です!

投稿者: 金次郎

読書が趣味の50代会社員です。

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