10代の金次郎がビー・バップ派でなく湘爆派であった懐かしい思い出

先日同学年の友人と久々に食事をしましたが、50歳過ぎのおっさんがややどうかとは思うものの、相変わらず10代の頃に夢中になった漫画やアニメの話で大変盛り上がりました。こういうコンテンツに関する話題の際の40台後半から50代前半世代のとめどない盛り上がりぶりがやや異常であることは、若者世代からちょくちょく指摘されて認識しており、これは後の世代と比較して娯楽の選択の幅が極端に狭かったことに起因するのだろうと自分の中では整理しています。現代のように数えきれない選択肢の中から自分の趣味に合うものをピックアップするというのではなく、基本的に入手可能なものは全部読んだ上で好きな作品をより深掘りするというのが当時の楽しみ方であり、故に同時代のどの作品に対してもかなりの確立で話題を共有できることが他の世代の介入を寄せ付けない、高テンションおやじ集団による局地的な盛り上がりに繋がっているのだろうと思います。最近は不良が登場する作品として東京リベンジャーズが大流行していますが、

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