読書家金次郎、文豪にあやかる初夏の伊豆行(前編)

先週末、敬愛するAさんご夫妻と金次郎夫妻の4人で小旅行に行って参りました。いつもと少し趣を変え、最高に楽しかった思い出を忘れないための旅日記的なブログになりますことご容赦下さい。シンガポール駐在時代に知り合ったAさん一家とはこれまでオーストラリア、ベトナム、箱根と家族ぐるみで一緒に旅をしてきましたが、Aさんのお子さんたちもすっかり大きくなって手が離れ、12年ぶりの今回の旅は初の大人のみのものとなり、初めてお会いしてからの20年という月日を実感し、非常に感慨深い思いでした。旅の計画段階では、先ず各部屋に露天風呂の付いている温泉に行くことが決まり、新幹線を含む電車+レンタカーという移動手段を決めて目的地を選定したのですが、移動の新幹線が何気に高くつくために一定の予算を設定してしまうとどうしても北関東から東海にエリアが限定され、旅行好きの美容師さんに絶対いいから行くべきとすすめられた青森の奥入瀬渓流温泉は今回は落選となりました。色々と相談して最終的に天城の湯ヶ島温泉郷に有る谷川の湯あせび野という宿が運良く空いておりましたのでこちらを予約することといたしました。

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