読書家金次郎、文豪にあやかる初夏の伊豆行(後編)

今回で伊豆旅行記は完結です。前回は川辺の〈寝湯〉を満喫したところまで書きました。その後あっという間に眠くなり楽しかった旅の初日が安らかに終了し、気付けば翌朝爽やかな日の光を浴びて心地よい目覚めを体験しておりました。妻と共に畳敷の居間から早朝の森の景色を眺めながら気づいたのですが、ベッドの置いてある空間が2段ほど下げてある効果でベッドの圧迫感が全く気にならず、視界を遮る物が室内に無いので景色を存分に楽しめる構造になっていてよく考えられているなと改めて感心いたしました。

“読書家金次郎、文豪にあやかる初夏の伊豆行(後編)” の続きを読む