チーム金次郎、肉の最高峰である金竜山に登る(後編)

先週は本邦最高峰の焼肉を食べ始める直前までの記載となりお腹を空かせた読者の皆さんには大変申し訳ございませんでした。いよいよ以下にてめくるめくお肉の世界について、まだまだ鮮明で溢れかえっている記憶の中から特上のエッセンスを何とか整理して書いていこうと思います。いきなり最初から度肝を抜かれたのが、真っ先に出てきた特製塩タンで、お皿に盛られたその美しい佇まいにまずびっくり、そしてその大きさや肉厚さに二度びっくりで、焼きあがった後には想像を絶するぷりぷりした食感とその柔らかさ、そしてお肉と肉汁の豊潤な旨味が溢れお塩の風味と溶け合って何とも言えぬ感動をもたらすその味わいに三度目の衝撃を受け打ちのめされました。

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チーム金次郎、肉の最高峰である金竜山に登る(前編)

先週末は人生でも指折りの貴重な体験をしてまいりました。いつもこのブログに登場いただいている人間国宝級の寿司職人M男さん(大将)と飽くなき味の探究者であるイタリアンシェフのK子さん(シェフ)ご夫妻に声を掛けていただき、日本焼肉界の最高峰とされ予約の取れない名店として知られる白金の金竜山を訪問するという僥倖に恵まれました。常連さんが必ず次回の予約を取って帰るというエコシステムの中で運営されているために、その常連サークルの方と知り合いになって連れて行ってもらう狭き門をくぐらないと辿り着けないお店であり、今回は40年金竜山に通い続けている大将の常連パワーにあやかり、6名席のうち4名を選出できるという超貴重な権利をいただいてしまい鼻血が出るほどの興奮に震えました。

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