いよいよ本屋大賞のノミネート10作品が発表となりました!既読のものも未読のものもありますが、いずれ劣らぬ話題作揃いで4月7日の大賞発表が待ち遠しいところです。
さて、先日このブログでも書きました友人Mとの順位当て対決ですが、ルールは簡単で以下の通りです。
・それぞれがノミネート全作品を読み、1~10位の順位予想を4月3日までに提出する
・4月7日に発表される各作品の順位(N)とそれぞれが付けた順位の差を計算し、その差の絶対値に(11-N)を掛ける
(例)「作品A」を金次郎が7位、Mが3位と予想し、結果が1位だった場合
【金】:(7-1)×(11-1)=60
【M】:(3-1)×(11-1)=20
・上記の計算を10作品全てに実行し、その総和が少ない方が勝利!黄金の栞、をget!
お分かりの通り、上位にランクインした作品で順位の乖離が大きいとダメージ大きくなりますので、書店員さんになったつもりで、1位は外さない気概で予想したいと思います。ちなみに昨年は二人とも1位的中でした。
以下ノミネート作品と一言コメントです。
◆「線は、僕を描く」(砥上裕將著 講談社)
先日も紹介した王様のブランチbook大賞受賞作です。
◆「店長がバカすぎて」(早見和真著 角川春樹事務所)
未読ですが、この著者の「イノセント・デイズ」(新潮社)は読みごたえ有りました。
◆「夏物語」(川上未映子著 文藝春秋)
こちらもブログで紹介してますが、母子の結びつきの特別さも重要なテーマとして描かれていると思います。
◆「熱源」(川越宗一著 文藝春秋)
未読なのですが、先日直木賞受賞ということで少し紹介しました。早く読みたい!
◆「ノースライト」(横山秀夫著 新潮社)
「64」をはじめとした警察ミステリーの大家の作品です。
◆「むかしむかしあるところに、死体がありました。」(青柳碧人著 双葉社)
「家庭教師は知っている」(集英社)も面白かったですが、この本はどうしても昔話のストーリーに引っ張られてしまうところが味噌です。
◆「ムゲンのi」(知念実希人著 双葉社)
未読です。上巻と下巻に分かれる長編。この著者は外れが無いですね。
◆「medium霊媒探偵城塚翡翠」(相沢沙呼著 講談社)
話題騒然のこの本を未読なのはかなり面目無しです。
◆「ライオンのおやつ」(小川糸著 ポプラ社)
今回の新井賞作品ですね。これも未読。
◆「流浪の月「(凪良ゆう著 東京創元社)
この著者の本は全く読んだことが有りません。新たな作風に出会えるのが楽しみです!
改めて眺めてみて、未読のものが多く、まだまだ面白い本をたくさん読めると思うととても幸福な気分になりました。辻村先生、伊坂先生、森見先生など常連の作品が出てきてないのが印象的。