【アフター4読書恒例企画】本屋大賞2023予想対決の結果を発表!

いよいよこの日がやって参りました。ただなんとも悩ましいことにこの重要な本屋大賞発表が行われる4月12日(水)の夕方のタイミングで、金次郎と宿敵Mが揃ってお客様にプレゼンを行いそのまま食事に流れるという予定が入っており、結果が気になるあまり月や星やクイズやノアの方舟の話をしてしまい、本業のプレゼンを疎かにする事態になってしまうのではと大変危惧しておりました。ところが幸運にも今年は午後の早い時間に順位が発表され、アポイント時には勝負の結果も判明していたので、若干ニヤニヤしながらではあったものの、ご機嫌な感じでプレゼンを無事終えてその後の会食も存分に楽しむことができて良かったです。そう、既に行間から喜びが滲み出てしまっておりお分かりかと思いますが、昨年に引き続き今年の対決も金次郎が制し対戦成績を3勝2敗の勝ち越しに持ち込むことができました。

“【アフター4読書恒例企画】本屋大賞2023予想対決の結果を発表!” の続きを読む

【アフター4読書恒例企画】本屋大賞2023順位予想対決!

またまた今年もこの日がやって参りました。4月12日(水)の本屋大賞2023結果発表を前に誰にも頼まれていないのにその順位を勝手に予想し、何の必要も無いのに知力の限りを尽くして友人と予想の精度を競うという、究極の遊びと言えなくもないこの企画もはや5回目を迎えました。これまでの戦績は2勝2敗と拮抗しており、金次郎も宿敵Mも互いに譲れないところですが、果たして勝者に贈られる金の栞はどちらが手に入れるのか、以下それぞれの予想です!図らずも2、5、6、7位の予想が完全に被り、勝負の帰趨を制するのは町田そのこ著の「宙ごはん」と結城真一郎著の「#真相をお話しします」の順位にかかっていると思われます。

(関連記事はこちら)

いよいよ本屋大賞2023ノミネート作品発表!

【アフター4読書恒例企画】本屋大賞2022予想対決の結果を発表!

【アフター4読書恒例企画】本屋大賞2022順位予想対決!

いよいよ本屋大賞2022ノミネート作品発表!

【アフター4読書恒例企画】本屋大賞2021予想対決の結果を発表!

【アフター4読書恒例企画】本屋大賞2021順位予想対決!

いよいよ本屋大賞2021ノミネート作品発表!

金次郎と宿敵Mによる本屋大賞2020予想対決、結果発表!

金次郎と宿敵Mによる本屋大賞2020予想対決!

“【アフター4読書恒例企画】本屋大賞2023順位予想対決!” の続きを読む

いよいよ本屋大賞2023ノミネート作品発表!

今年もこの季節がやって参りました。金次郎と宿敵Mによる本屋大賞予想対決のキックオフとなるノミネート10作品発表が予定通り1月20日(金)に行われ、読書家のプライドを賭けた順位予想と読者の皆さんに楽しんでいただけるシャープな選評作成が頭を離れない、緊張と高揚感とストレスを感じ続ける3か月が始まりました。今年はノミネート10作のうち、既読がたったの4作しか無く、これからじっくり読み込んでいくのが楽しみです。構図としてはもはや本屋大賞の常連となった青山先生、凪良先生、町田先生の三羽ガラスに昨年「スモールワールズ」で彗星の如く現れた一穂先生や直木賞を取ったばかりの小川先生、更には人気作を連発している呉先生や寺地先生が挑む構図ですが、残りの3作も超話題作でありどんな結果になるかは全く予断を許しません。フレッシュな面々が並ぶ一方で伊坂先生、知念先生、森美先生などの常連組が選外となっていて競争の熾烈さを感じます。

“いよいよ本屋大賞2023ノミネート作品発表!” の続きを読む

イギリス新首相のリシ・スーナクさんとはどんな人?

イギリスでは大減税に対応する資金調達の行き詰まりがいきなり顕在化し、通貨価値を危うくした失政の責任を問われリズ・トラス首相が就任後僅か6週間余で辞任に追い込まれるという異常事態となりました。その後任首相となるべく保守党党首に選出されたのが、42歳のインド系移民2世であるリシ・スーナク氏で、彼はヒンドゥー教徒でもあり、まだまだ社会における階級・階層意識が強く残っているイギリスにおいてはまずまずのレア属性だと思ったのですが、それは全くの早合点でした。ご両親の職業は医師と薬局経営者ということなので、中流階級ど真ん中の雰囲気を感じますが、7年前に35歳で下院議員となる前は、ゴールドマン・サックスを経てTCIといった著名ヘッジファンドのパートナーを勤めるなど順調にキャリアを積まれており、ビジネスパーソンとしての成功で先ずは階級の壁を突き崩されたようです。更に、スタンフォード大学経営大学院在学中に、IT・ビジネスコンサルティングやアウトソーシング大手であるインフォシスの創業メンバーの一人で初代CEOとしてインド有数の実業家であるナラヤナ・ムルティ氏を父に持つアクタシャ・ムルティ氏と出会いその後に結婚するのですが、恐らくそちら側の財産が甚大な貢献をした結果、夫婦合わせての資産規模は日本円にすると1200億円超の7億ポンド越えで、どこからどう見ても圧倒的にリッチな上流階級に属されているお方ということを理解いたしました。移民ではありませんが日本でインド系というと、ソフトバンクグループの元副社長で孫正義氏の後継者最有力候補であったニケシュ・アローラ氏ぐらいしか思いつきませんが、以前このブログにも書いた通り、ビジネス界は勿論のこと、W.A.S.P.が隠然たる権力を維持しているアメリカ政界にさえ民主党のカマラ・ハリス副大統領や共和党で元国連大使のニッキー・ヘイリー氏、ヘイリー氏がサウスカロライナ州知事になる前はインド系唯一の州知事であり一瞬大統領選への立候補を表明したこともあるルイジアナ州のボビー・ジンダル氏など有力なインド系の政治家がおり、13億人という数の力を背景に今後優秀なインド系人材の様々な分野での台頭がどんどん顕著になるものと注目しております。全然関係無いですが、ノラ・ジョーンズ氏もインド系で、その父がインドで最も著名な音楽家であのビートルズにも多大な影響を与えたとされるラビ・シャンカル氏だと〈インド系〉で検索している最中に知りました(笑)。

“イギリス新首相のリシ・スーナクさんとはどんな人?” の続きを読む